失敗しないために!新築戸建住宅の玄関設備はどこにこだわるべき?

玄関は家の顔とよく言われます。戸建住宅を建てる際は普段生活する室内の間取りや、キッチンなどの水回り、壁紙クロスの色などに時間をかけて検討する人が多いでしょう。

もちろん毎日長い時間を過ごす場所なので、後悔の無いようじっくり検討する必要がありますが、家族だけでなく外を通る人からも見られるエントランスは家の雰囲気を印象付ける大切な部分です。

家族も納得でき、家の顔としても存在感を保つエントランスにするには、どのような点に注意すればよいでしょうか。

玄関は家の顔!色や雰囲気は慎重に決めよう

玄関は家の中と外との出入り口としての役割以外にも、様々な機能を持っています。収納だけを見ても、外出時に持っていくものや、ベビーカー、外遊びの道具のように汚れがついていて、家の中に持ち込みたくないもの、またお父さんが趣味で使う野球やゴルフなどの大きな道具、休日に使うバーベキューやレジャーの道具など多岐に渡ります。

他にも靴を脱ぐためのたたきやインターホンなど、様々な設備やアイテムのある場所です。家族にとっては使いやすく、また外から見た場合も温かい家庭の雰囲気が伝わる素敵なエントランスにしたいものです。

まずエントランス全体の印象を左右するのは、やはりドアや床などの色や全体の雰囲気です。ひとくちにドアと言っても木製や、アルミ、スチール、ステンレスなどいろいろな材質のものがあり、それぞれに機能や特徴が異なります。

色以外にも材質次第で、エントランス全体の雰囲気も大きく変わりますので、じっくり検討したい部分です。特に木製ドアは温かみのある雰囲気を演出できる他、無垢材など素材の選び方次第で高級感のある仕上がりになります。

アルミやスチール製のドアは軽いのが特徴で、玄関ドアにはよく採用される素材ですが、どの素材を選ぶにしても外壁の色との兼ね合いを十分考える必要があります。

次に色選びについてですが、ドアにはアルミ、白やグレーを基調としたものから茶系、またグリーン系のものまで様々なものがありますが、基本的には外壁や周辺の環境に馴染む色にすることが失敗しないコツです。

薄い色の外壁に濃い色やダークカラーのドアを選ぶと浮いて見える他、アクセントにしようと強めの色を選んだ場合も、家の雰囲気とのアンバランスさが際立ってしまうことがあります。コンセプトのある家やオリジナリティのある家作りをしたい場合を除いて、外壁や全体のバランスを見たナチュラルな雰囲気作りを心がけましょう。

毎日使う場所だから収納にも気を配るべき

玄関は出入りする場所であると同時に、多くの戸建住宅では収納の機能も兼ね備えています。下駄箱以外にも大型の荷物を収納することも多い場所なので、収納スペース作りにも気を配りましょう。

玄関の収納と言えば靴を思い浮かべますが、外出時に使うものだけでも傘やバッグ、コートなどいろいろなアイテムを置いておけるとスムーズに出かけられます。特に小さな子供がいる家庭は、子供の外出の準備にも時間がかかるため、必要なものが1ヶ所にまとまっていることには大きなメリットがあります。

またベビーカーや三輪車など、庭や外に置きっぱなしにはしたくないけれど、外で使ったものを家の中には入れたくないという場合にも役立ちます。他にもレジャーグッズやゴルフ、野球などの道具、スキーやスノーボードの板なども大きくかさばるため、収納できる場所があると助かります。

これらのものを1ヶ所にまとめて収納するには、やはりそれなりのスペースを取った収納庫が必要でしょう。エントランス部分にある程度の面積を取ることができる場合には、例えば土間収納もおすすめです。

土間収納は靴のまま入ることのできる収納庫です。入口にドアを付けたり、角度をつけたりして、ドアを開けた際に収納スペースが丸見えにならない工夫もしましょう。

また広さもじっくり検討しましょう。収納したいものと量に合ったサイズにすること、また玄関にあると便利なもの以外は置かないようにすることが大切です。わざわざ取りにいくのが面倒になると、最終的にはしまったままになることもあります。また広すぎても狭すぎても使い勝手が悪く、結局は単なる物置になってしまいます。

土間収納を設ける場合、毎日の生活でより快適に物の出し入れができる快適な空間にするために、いくつか工夫できるポイントがあります。ひとつは、照明をつけることです。見せない収納にすることで、閉鎖的な空間になり物の出し入れがしにくい場合があります。

特に奥の方に置いたものなどは薄暗い中では、見つけにくいこともあるので簡単なものでもいいので照明があると、格段に快適になります。また採光や通気性のための小さな窓もあると良いでしょう。大きな窓をつけると日光が当たり、プラスチック製のものは劣化が進む原因になる他、布製のものの退色や変色の原因にもなります。

下駄箱の設置場所が使い勝手にも影響する

使いやすくすっきりとした印象のエントランスにするには、下駄箱を設置する場所や大きさも見逃せないポイントです。下駄箱はたたきの部分に置く場合、玄関を上がったところに設置する場合、またたたきと玄関をまたいで設置する場合が考えられます。

たたきに置く場合は、靴の出し入れに一旦たたきに下りる必要がありますが、一段上がったところに置くと靴についた土などが、家の中に入りやすくなります。使いやすさや収納する靴やスリッパなどの量と照らし合わせたサイズ選びをしましょう。

また下駄箱の高さによってエントランス全体の雰囲気も変わります。悩む人が多いのは、下駄箱の高さをどの程度にするかでしょう。高さのある下駄箱にすると、収納がたっぷり取れるので子供が大きくなって靴が増えた時や、部活用の靴を入れたい場合も対応できます。またシーズン以外には履かないサンダルやブーツも季節によって収納場所を変えずに済みます。

しかし高さがある分、エントランスの面積次第では圧迫感のある印象になりがちです。素材や色の工夫、また扉に鏡を付けるなどのアイディアですっきりとした印象にできると良いでしょう。

逆に低い下駄箱の場合、収納力は落ちますが、家や車のカギなどを置いたり花や好きなアイテムを飾るなど、自分らしい空間作りを楽しめます。

防犯設備にもこだわろう

これから新築戸建住宅を購入する場合、玄関に限らず防犯を意識した作りを心がけましょう。特に玄関や窓は泥棒の侵入経路となりやすい箇所なので、防犯性の高いドアを採用すること、また人感センサーをつけるなど少しでも防犯性能を高めておくことが大切です。

また泥棒が侵入を試みる場合は、まずインターホンを鳴らして留守かどうかを確認することが多いと言われます。カメラ付きで録画ができるタイプのインターホンにしたり、砂利を敷いて足音が響くようにするのも有効です。

ひとつひとつはさほど手の込んだ設備でなくても、いくつかの設備を組み合わせて採用することで、防犯意識の高い家であることを印象付けることが重要です。

まとめ

注文住宅などで新築の家を建てる際は、どうしても生活をする家の中をどうするかに時間をかけがちですが、生活を始めてみるとエントランスの使い勝手や収納など、後からではどうすることもできない面で失敗したと感じることがあります。

特に収納や下駄箱のサイズなどは、毎日使う玄関の使い勝手を左右する部分とも言えます。マイホーム購入に際し、後悔することの無いよう、家族の使用感だけでなく来客や外からの印象も考慮したエントランス作りができるようにしましょう。

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