新築戸建住宅の玄関におすすめ!シューズインクローゼットとは?

玄関はできれば普段からきれいに片づけておきたい場所です。玄関が散らかっていると、家全体がだらしない雰囲気に見える原因となる他、急な来客や宅配便などで片づける間もなくドアを開けた場合に、少し恥ずかしい思いをすることになります。

下駄箱のサイズや収納力の問題以外にも、実用性と使い勝手の悪さを悩みに思う人も多くいます。玄関は靴以外にも外出する際に持っていく物を置いておくことで、スムーズに外出ができます。

物が増えがちな人におすすめの収納スペースとはどのようなものでしょうか。

シューズインクローゼットとは?

玄関にたくさんの靴が出たままになっていると、生活感が出てしまいます。十分に広さがあるならともかく、毎日履く靴を帰ってくる度に靴箱にしまうのは大変ですし、朝慌ただしく出かけていく時にはすぐに履いて出かけられる状態にしておきたいでしょう。

また小さな子供がいる家庭では、ベビーカーや三輪車、砂場遊びなどで使うおもちゃを置くこともあり、大きなスペースを取られることになります。しかしこれらがドアを開けた時に全て丸見えになってしまうのも恥ずかしいものです。

このような悩みを解消するのにシューズインクローゼットを設ける人が増えています。シューズインクローゼットは靴をしまうためのクローゼットで、つい増えがちなエントランス周りのアイテムをすっきりと収納させることができます。

また靴のまま入ることができる点も特徴で、帰ってきたらそのまま靴で入り、靴やバッグ、傘などを収納することができるので玄関スペースには余分なアイテムが置きっぱなしになることもありません。

出かける時も必要なもの全てがシューズインクローゼットにあるので、忘れものの心配もなくスムーズに外出できます。

シューズインクローゼットのメリットとデメリットは?

靴をはじめコートやバッグ、雨具など外出する時に必要になるものを一ヶ所に収納できるシューズインクローゼットは、最近では多くの住宅に設置されています。

靴やバッグ以外にも、子供のおもちゃやベビーカー、お父さんのゴルフや野球の道具などは、大型で重いものが多いため、玄関近くにあると外出時にスムーズです。

シューズインクローゼットを設けるにはメリットもあればデメリットもあります。これから戸建住宅を購入する場合は、床面積や使い方などを考慮して設置するかどうかを十分に検討しましょう。

まずメリットとして挙げられるのは、つい出しっぱなしになりがちな靴や傘などをまとめて収納できるので、玄関のスペースがすっきりと片付いた状態を維持できます。

また、靴箱を設置しないので見た目にもとてもすっきりとして、圧迫感の無い印象になります。他にもウォークスルータイプにして、靴を脱いで収納したらそのままリビングなどへ進むことのできる動線を作ると、靴を脱いだあとに部屋に上がるまでの間に一時的に裸足にならずに済むので、雨や雪で濡れている日にも快適に室内に上がることができます。

一方デメリットは狭小住宅など、床面積の狭い住宅の場合は玄関に収納空間を設けることが難しいケースです。無理にシューズインクローゼットを作ることでエントランス部分が狭くなり、かえって圧迫感のある雰囲気になってしまいます。

シューズインクローゼットが狭い場合も収納がしにくくなったり、物が収納しきれず溢れかえり、結局床や土間部分に置きっぱなしになったりします。 空間の作り方や収納方法なども工夫しないと、奥に収納したものを取り出すことが難しくなり、次第に面倒になり最終的に物置のようになってしまいます。

また一日履いた靴は意外にたくさんの汗を吸収しています。そのため、シューズインクローゼットを通気性の良い作りにしないと風通しが悪く、臭いがこもったりカビの原因になったりします。

シューズインクローゼットを作る際に気を付けたいこと

これから生活する家にシューズインクローゼットを検討している場合は、気を付けておきたいポイントがあります。大前提として本当にシューズインクローゼットが必要かどうかを考えることです。使いやすい収納空間にするためには、ある程度の広さを確保する必要があるため、よく考えずに作ってしまい最終的にただの物置きになってしまうのは避けたいものです。

そして作る場合はデメリットにも注目した空間作りを工夫しましょう。玄関からクローゼットが丸見えになってしまっては、あまり意味がないため見えない場所に作る工夫も必要です。扉をつける場合は開閉に場所を取らない引き戸がおすすめです。暖簾などで目隠しをするのも良いでしょう。

面積にゆとりがあるなら、家族用とゲスト用にエントランスを分けて作るのもひとつのアイディアです。家族専用エントランスにシューズインクローゼットの機能を持たせることで、使いやすく実用的な空間になりゲストのエントランスがいつもすっきりとした空間に保てます。

また収納するものの性質上、湿気がこもりやすくなるので、採光も兼ねて窓や換気扇の設置が望ましいでしょう。臭いの元にもなりやすいので、十分に換気ができる空間作りをしましょう。

最後にクローゼットをウォークスルータイプに作るなら、しっかりと幅を確保しておくことも大切です。床に物を置いてしまい通るのが大変にならないためにも、収納スペースと人が通るスペースを考慮した設計にしましょう。

シューズインクローセットを使いやすくする設備も忘れずに!

せっかくつくったシューズインクローゼットを使いやすく快適な空間にするために、あると便利な設備を知っておきましょう。物を収納すると意外と手狭になり、何がどこにあるのかがわかりにくくなります。使い勝手が悪いと、いつの間にか物置になってしまう可能性もあります。

使いやすい空間にするには、収納棚の奥行は少なくとも30センチ程度は欲しいでしょう。コートや帽子などを掛けるハンガーを設置するなら、奥行きは60センチ程度確保します。空間の広さもきちんと確保しましょう。シューズラックなどを片側の壁のみに設置する場合は90センチ、両サイドに設置するなら120センチはクローゼット内部の幅を取ると良いでしょう。

玄関に取れる面積に応じてクローゼットの広さを決める必要がありますが、収納する予定の物の量を考え、余裕を持った空間を取ることで物が見やすく取り出しやすくなります。また薄暗くなるのを防ぐため採光用の小さな窓があると良いですが、もし作れない場合には照明を設置しましょう。

そして、意外と役立つのがコンセントの存在です。靴やバッグなどを収納するだけなら、さほどコンセントが必要になることもなさそうですが、湿気逃しのためにサーキュレーターをつけたり掃除をしたりする時には、あると便利です。

まとめ

使い勝手がよく、いつもきれいなエントランスは誰もが憧れます。外出の度に使うものは、できれば玄関から手の届くところにいつも置いておきたい反面、物が常に出ているのは雑多な雰囲気になり生活感が出てしまうのも困りものです。

それを解決するシューズインクローゼットを紹介しましたが、この収納空間も家族構成や収納したいもの、またエントランスに取れる床面積などを考えて作らないと、結果的に物置同然のスペースになりかねないので、そもそも必要がどうかも含めてよく検討しましょう。