注文住宅で新築戸建を建てるなら知っておくべき!庭はどうすればいい?

注文住宅はこだわりやオリジナリティーを反映した家を建てられる点で人気です。新築戸建物件を検討している人なら、注文住宅か建売住宅かで一度は悩んだことでしょう。一軒家を希望する理由のひとつに、庭を持ちたいからというものがあります。ガーデニングにバーベキュー、DIYにペットと過ごす時間など、それぞれに新しい家での生活を夢見ることでしょう。庭と言ってもいろいろな形があるので、新築戸建物件を建てるなら、どんな雰囲気にしてどう過ごしたいのか、ある程度具体的なビジョンを描いておくと良いでしょう。

希望や庭のコンセプトを先に決めよう

夢のガーデンスペース作りを失敗しないためには、どんなテイストにして何をして過ごしたいのか、コンセプトを決めておくべきです。建売住宅ならはじめから完成しているので、その中でどうするかを考えればいいのですが、注文住宅はこだわりを詰めこんで自分だけのオリジナルの家にすることができます。自由度が高い反面、ある程度のビジョンが無いと個性ばかりか、まとまりや統一感の無いものになってしまうこともあります。

住み始めてからやりたいことが出てきた場合に、あとから外構工事などができれば良いですが、一度完成したあとに大幅に変えようとすると予定外の出費になることも考えられます。

また気を付けなければならないのは広さをどのくらい取るのかです。ガーデンスペースにこだわるあまり他の必要なスペースを後回しにすると、実際に住み始めてから、使い勝手の悪い家になりかねません。

長く快適に生活することを考えれば、家や駐車スペース、物置などの必要スペースはきちんと確保するべきです。今、乗っている車を停めるには十分でも、将来子供が生まれるなどして家族構成が変わったら、車のサイズや台数も変わるかもしれません。駐車スペースに余裕が無いために、来客の度に路上駐車や道路にはみ出して駐車していては、近隣への迷惑にもなります。

またリビングのようにくつろげる雰囲気にして、自然の中で多くの時間を過ごしたいと思っていても、実際には夏や冬の間は外では過ごしにくい気温や天候になることも多く、思ったほど頻繁には利用しないかもしれません。

このように自分の希望する形や理想の過ごし方が、現実的に考えて実現できそうかどうかを十分に考える必要はあります。テレビや雑誌などで見かけた理想の庭が、本当に自分のライフスタイルや性格に合っているものとは限らないからです。

庭に芝を敷くメリットとデメリットは?

庭のある戸建物件を夢見ている人は、ペットや子供と遊ぶスペース作りやガーデニングや自家栽培の野菜作りなど、様々な夢を見ていることでしょう。しかしガーデンスペースを設けたところで、足元を土のままにしておくわけにはいきません。

手入れの行き届いた、美しく青い芝を夢みる人は多いと思いますが、芝を敷くにはメリットもあればデメリットもあります。芝のメリットは何といってもその美しさです。天然の芝は青々としたツヤのあるグリーンが自然とよく調和し、日光の加減でとても美しく光を反射します。四季によって様々な雰囲気を演出してくれ、地植えで大切に育てた花や緑だけでなくプランターともうまく調和するので、こだわりのエクステリアを取り入れて本格的なガーデニングスペースを作ることも可能です。

また天然芝は草なので踏み心地がよく、クッション性もあります。ペットの足にもやさしく小さな子供が転んでもさほど痛くないので、遊び場としても適しています。ペットや子供だけでなくガーデニングなどで土いじりをする際は、意外と地面に膝をついての作業も多いため、足への負担が軽く作業がしやすいメリットもあります。

天然芝は2から3センチ程度の高さを維持するため、定期的な芝刈りが必要ですがこの作業をはじめ、芝のメンテナンスが欠かせない点がデメリットとして挙げられます。

芝は手入れをしなければ伸び続けるため、春から秋にかけては定期的な芝刈りが必要で、また天然の草なので間から雑草も生えます。芝ならではの美しい風合いを保つには草むしりや肥料を撒くなどの手入れは欠かせません。

さらに芝は日本芝や西洋芝など品種や特色も様々です。暑さや寒さへの耐性にも違いがあり、住んでいる地域の気候、芝を張る目的によって合う品種が異なります。

芝の種類によっては、美しく生育させるために十分な手入れが必要なものもあります。肥料を撒くタイミングも異なるので、ある程度の知識を持っておくことも芝の維持管理には大切です。

庭を砂利敷きにするメリットとデメリットは?

庭を整備する方法としては、砂利を敷くか芝を張る方法が代表的ですが、芝は美しい雰囲気を演出できる一方でメンテナンスも欠かせません。その点、砂利は一度敷けば、その後のメンテナンスにはほとんど手がかかりません。

メンテナンスの手軽さ以外にも、雑草が生えてくるのを防ぐ効果もあります。雑草の手入れや草むしりは想像以上に重労働で、夏場や梅雨の時期にはより旺盛に生えます。土から伸びている部分だけをむしっても、土の中に根が残ったままだとまたすぐに伸びてくるので、土を掘り返すようにして根こそぎ刈らなければなりません。伸びるスピードも速いため1週間おきに草むしりをしなければならない時期もあります。

砂利なら敷いておくことでこのような煩わしさから解放される上、踏んだ時に音の出る防犯砂利なら、防犯効果もあります。

しかし砂利にもデメリットがあります。それは意外に費用がかかるという点で、仮に10平方メートルの場所に2センチの砂利を敷き詰める場合、約10万円程度必要です。一方、芝は意外と安価で手に入り、同程度の広さに芝を敷いても1万円程度で済む場合が多いでしょう。

ガーデニングは根気が必要!

一戸建てを買って、ガーデニングをしたいと考えている場合、前提としてガーデニングには時間と根気が必要であることを認識しておいた方が良いでしょう。そもそも雑誌やテレビで取材されるような美しくデザインされた庭は、数か月や1年では完成しません。植物には、1年中きれいに花を咲かせるものはほとんどなく、植物の高低や花を咲かせる時期に応じてデザインしながら、少しずつ作っていかなければなりません。

また憧れのイングリッシュガーデンに欠かせないバラも、初めての人やガーデニングがそれほど得意ではない人にとっては、ハードルの高い植物です。手入れや管理の難しさが魅力のひとつでもありますが、品種によっては虫がつきやすく一度も咲かせることのできないまま終わることも珍しくありません。

もともと植物の手入れや土いじりが好きな人や得意な人は、根気よく地道に自分好みの庭を造っていけるでしょう。またアプローチや玄関部分に彩を添える程度やハーブを育てる分には、苦なく続けられるでしょう。土や植物を扱う以上、虫とも上手く付き合っていくことも頭に入れておきましょう。

土の成分を整えてくれるミミズは当たり前にいますし、特にカナブンやカミキリムシの幼虫などが土の中から出てきてびっくりし、作業が進まず植物を枯らしてしまうケースもあります。さらに一度手入れを怠るとずるずると放置しがちです。

きちんと継続して管理する時間的、金銭的余裕があるかどうか、また力仕事が多いことも十分念頭に置き、将来的な体力面も考慮しながら検討することが大切です。

まとめ

庭付きの新築戸建物件は、マイホームを夢見る人なら誰もが憧れるものです。子供やペットと遊べる場所、ゆっくり流れる時間を楽しむ和風の庭、家族や友人が集まれるバーベキュースペース、自然の中で一日の多くの時間を過ごせる庭など、どれもがマイホームという夢の一部であり、一生懸命働き上手に節約をしながら生活をするモチベーションになります。

人生の大きな買い物で失敗しないためにも、家族の理想の形や過ごし方のビジョンを持ち、何が必要になるかを十分理解することが重要です。そして決して上を見すぎて無理をしないとも大切です。

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