新築戸建に住むなら賃貸がおすすめ!

新築戸建を検討している人なら、注文住宅でこだわりぬいたマイホームを建てるか、一般的な外観や間取りでも使いやすく比較的リーズナブルに購入できる建売分譲住宅にするか、悩む人も多いはずです。

新築戸建住宅と言えば購入が一般的ですが、戸建住宅を賃貸するという選択肢もあります。多くの人が購入を決断する戸建住宅ですが、戸建住宅の賃貸にもたくさんのメリットがあります。

多くのメリットがあることを知れば、きっと戸建住宅に住む選択肢のひとつになるでしょう。

戸建の賃貸ならまとまったお金がなくても大丈夫!

住宅購入を検討している人は、憧れのマイホーム購入のために頑張って貯金や節約をします。それは戸建住宅の入手方法が注文住宅や分譲住宅をローンを組んで購入するのが一般的だからです。

ほとんどの人は数千万円という住宅購入費を一括で支払うことは困難なので、頭金として数百万円程度を支払い、残りを分割で月々返済していきます。しかし20代の若い世代では社会に出て間もない人たちも多く、数百万から1千万円近い頭金を用意することの難しい人も多いでしょう。

ハウスメーカーによっては頭金を低額、もしくは0円で購入できるところもありますが、月々のローン返済額が高くなったりボーナス月の返済額が多くなったりします。

このように夢のマイホーム購入には綿密な資金計画が必要なのですが、そんな場合におすすめなのが戸建住宅を借りるという方法です。賃貸契約ならアパートやマンションを借りるのと同様、初期費用を安く抑えられるので数百万円というまとまったお金が用意できない場合でも、新築戸建住宅に住むことができます。

またマイホーム購入にあたり戸建住宅がマンションかで迷っている人も多いと思います。家族の生活スタイルや求めるマイホーム像と合致するかどうかを確認するために、戸建住宅を借りて入居してみるのも良いでしょう。

税金がかからない!

戸建住宅やマンションを取得すると固定資産税がかかります。住宅に限らず土地のみを所有している場合にも固定資産税が必要です。マイホーム購入を検討し始めると、購入費用やローン返済計画など綿密な資金計画を立てますが、実際に住み始めてからもかかる費用があります。

火災保険や地震保険、固定資産税などがその例ですが、特に固定資産税は毎年かかるもので、住宅の広さや築年数などにより差はあるものの、一般的な広さの戸建住宅10万円から20万円程度必要になる場合がほとんどです。毎年必ず必要になるものなので無視できない出費になります。

しかし戸建住宅でも賃貸での入居であれば、資産を取得したことにはならないので固定資産税の支払いは必要ありません。購入した場合の固定資産税は、長く住むほどに建物部分が減価償却するため若干安くはなっていきますが、何年もの長い間住むとなるとかなりの額になります。

長く住むからこそ賃貸での戸建住宅も大きなメリットとなります。

修繕費や維持費が安く済む!

戸建住宅を購入すると、入居している中で様々な部分が経年劣化し、それに伴う修繕費や維持管理費が必要になります。特に外壁や屋根などは新築で入居後10年から15年程度を目安に、塗り替えや張り替えをする必要があります。

また戸建住宅を分譲や建売で購入した場合には、屋根材なども自分で選ぶことができません。さらに費用を抑えるため、また工期の短縮等の理由から、耐久性能を重視した建材を使用していないケースもあります。

一般的には外壁の塗装ではモルタルの塗り直しでも約30万円、サイディングボードの張り替えでは約100万円、またサイディングをつないでいる防水の役割をするコーキングの打ち直しにも30万円程度かかります。

モルタルなどの外壁やコーキングのひびを放置していると、そこから雨水が侵入して長い年月をかけて雨漏りのリスクにつながります。また湿気がこもることで体に悪影響のあるカビの発生や、建物自体の耐久性能へのリスクも高まります。

一方、戸建住宅を賃貸で入居する際は、毎月の管理費は必要になりますが、外壁などの大規模修繕は大家さんの負担で行われるケースが多いため、修繕費が抑えられるメリットがあります。

持ち家の場合、10から15年ごとに外壁や屋根の修繕に100万から150万円程度が必要になりますが、賃貸ならその費用を内装のメンテナンスに充てて、室内を長く美しく保つことができそうです。

災害時や転勤の場合も住み替えができる

戸建住宅に限らずマンションの場合も、購入してから転勤などの理由で引っ越しをしたり、災害などで建物に大きな被害が出たりした場合、簡単に引っ越しをするという選択はできない人が多いでしょう。

戸建住宅の売却には時間も手間もかかる上、すぐに買い手がみつかるとも限りません。またローン残高がある場合の事務手続きも必要です。

一方、戸建住宅であっても賃貸契約であれば、引っ越しが必要になった場合に身軽です。また戸建住宅や分譲地などのまとまった棟数のある団地などでは、近隣とのトラブルのリスクも考えられます。

賃貸であれば、仮に生活に支障の出るようなトラブルに遭った場合にも、引っ越しという選択をすることができそうです。

他にもある新築戸建のメリットと注意点

新築戸建住宅に賃貸契約で住むのにはたくさんのメリットがあります。費用の面でも、購入するより圧倒的に少ない金額で入居、生活を始められ、さらに定期的に大きな費用のかかる修繕費が抑えられ、固定資産税がかからない点も大きなメリットです。

マンション購入を検討していた人にとっても、戸建住宅であれば部屋数を多く取ることができ、庭や専用駐車スペースも確保できることが多いのは、検討するに値するメリットでしょう。

マンションでは上下階や両隣の部屋への騒音も気になるところですが、戸建住宅なら小さな子供のいる世帯でも騒音の懸念を最小限にできます。またマンションでは不可能な場合も多いペットの飼育も、多くの戸建賃貸住宅では可能です。

庭でペットや子供と過ごす時間や、家庭菜園、ガーデニング等もマンション生活には無い楽しみと言えます。またマンションでは専有面積に限りがあるため、どうしても戸建住宅と比べると部屋数や収納スペースに限りがあります。

戸建住宅では始めからファミリー世帯の入居を見込んだ間取りになっているため、子育て世帯の入居や収納スペースを多く取りたい人にもおすすめです。

しかし戸建住宅を借りる際にはいくつか注意したい点もあります。それは、あくまで賃貸契約のため長く住んでも資産にはならないという点です。いずれ子供への相続等を視野に入れている場合には、将来の資産形成を考慮する必要がありそうです。

またマンションとの比較で迷っている場合には、ご近所付き合いについても考えておきましょう。マンションのような集合住宅では、ご近所との付き合いは最低限に済ますこともできますが、戸建住宅で生活する場合はご近所との付き合いが、集合住宅の場合よりも蜜になる可能性もあります。また町内会や自治会に参加しなければならないケースもあり、清掃活動や集会などで数か月に一度のペースで集まることもあります。

その分子供たちの顔もすぐに覚えてもらえたり、庭などで顔を合わせた際には気軽に挨拶をしたり、地域に溶け込みやすい雰囲気がありますが、逆に近隣との付き合いが苦手な人にとっては面倒な一面もあります。

さらにマンションを借りる場合よりも、賃料が高くなる傾向にある点も考慮しておきましょう。

まとめ

戸建住宅を借りるという選択肢を最初から持っている人は少ないかもしれません。しかし経済的な理由や仕事の都合などで、転勤回数の多い人にとってはメリットの多い入居スタイルでしょう。

最終的な資産にはならないものの、他の面で資産形成等を計画している場合や、そもそも資産という形にこだわらないのであれば賢い選択と言えそうです。

とは言えマンションのようにオートロックや防犯カメラなどの対策は各世帯で行う必要がある点や、老後に渡り賃料の支払いが必要になるため、ローンを組んで購入する場合よりも、より計画的な老後資金形成が必要です。

将来の家族の生活環境や理想のライフスタイルと照らし合わせ、自分に最善の入居スタイルを選びましょう。

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